「国民民主党で玉木さんと挑戦してみる!」
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今日、国民民主党に入党届を提出してきました。
この通常国会の後半、私は、政党に所属しない国会議員として活動してきました。AI時代の人権保障、検察官定年延長問題、そして香港問題を契機に対中政策を問題提起しIPACの日本側共同議長を務めることになるなど、無所属なりの仕事の可能性を感じているところでもありました。
他方、こうした個別の政策課題に取り組みながら、その土台となる日本の新たな国家像・社会像を総合的なビジョンとして提示することが急務だと改めて感じていました。21世紀の人権としてデータ基本権を保障し、AI人材を育て、国境を超える巨大プラットフォーマーと緊張を孕んだ協調関係を築いていくための哲学の構築は、まさに時代の要請であり待ったなしです。検察官定年延長問題は、決して属人的な適格性の問題ではなく、統治機構のリバランスの必要性を象徴する事態です。香港問題は、各国に対し、国際社会における行動規範の明確化を突き付けており、日本もその例外ではありません。
こうした新時代の人権保障とそれを支える統治機構、その背骨となる国家像・社会像を議論し可視化する重要なツールが憲法であると思います。
先週、国民民主党の玉木雄一郎代表が、記者会見で、ウィズコロナの時代のあるべき国家像・社会像、具体的には「憲法」論や「経済」政策の議論を勢力的に進め9月をめどに取りまとめていくと発言していました。
その発言、その姿勢に共感しました。
いま政治に必要とされているのは、政局ではなく、前向きな議論と本質的なビジョンの提示だと思います。そして、提示したビジョンを更なる議論にさらすことで、よりよいものへと変化させていく柔軟性だと思います。
時代にそぐわない古い政治文化を刷新し、時代が必要とする新しい政策議論・憲法議論の一助になれたらと考え、国民民主党への入党申請を決めました。
微力ですけれども、これまでたくさんの方から頂いた知見のすべてを注いで、新しいビジョンの提示と実現に役立てたらと考えています。