2012年4月 5日

多様な価値観の表出、国民投票議論

 早朝8時より、インテリジェンス・NSCワーキング。本日の産経新聞にも筆を寄せておられた志方俊之先生を招いてのご講義。「核をもたぬ日本、軍事力を制限している日本は、ウサギのような長い耳を持つ必要がある」との言葉。

もちろん、その長い耳とは「情報」を収集する耳です。


 10時からは憲法審査会。本日のテーマは、国民投票の対象範囲。

「憲法改正に関する事項以外に、国民投票の範囲を拡大することについては慎重であるべき。そもそも、特定のテーマの是非を問うような国民投票を行った場合、その多数決の結果が大きくクローズアップされ、多様な価値観の反映は望めない。ましてや、政治的決断の際には、民意の大勢に反しても大局に立った政治的決断が必要となる場合があるが、その決断を著しく困難にする。ただ、一院制の問題など、憲法改正事項であって、その性質上国会議員による発議に難しさがあるテーマについては、予備的諮問的な国民投票を制度設計する意義がありうるので、今後議論していくべき」

旨発言をしました。皆さんのお考えも聞いてみたいところです。

 午後からは、諸々の勉強会、そして本会議が2回。ただいま2度目の本会議まちで、本日中に2012年度予算が成立します。

 


 「あんぽん 孫正義伝」(佐野眞一 小学館)を読了。「東電OL殺人事件」もそうでしたが、佐野眞一さんが描くノンフィクションは、人間の業をえぐり出しながらも、その業を正面から受け止めて慈しむような筆致で、私は好きです。