2012年4月 9日

スタッフ国政コラム6 社会で子供をはぐくむ・中編‐幼保一体化と子ども・子育て支援事業‐

前編に述べたところを受けた今般の施策、ポイントは2つ。中編では、子供たちの学びと育ち、施設や地域でどのように子どもたちが過ごすのかという内容にスポットを当てる。

● "学びと育ち"の総合サポート
  子どもたちの過ごす『こども園』とは?
・ 総合こども園を中心に、質の高い学校教育・保育の一体的提供で"学びと育ち"をサポート
・ 幼稚園の保育機能アップや地域型保育等による保育の量的拡大
・ 地域のニーズに応え、家庭での養育を支援

 幼保一体化のメインである『総合こども園』は、友達や周囲との過ごし方やコミュニケーション、運動、音楽や自然などへの興味をもつ気持ちを育て、そして小学校での勉強を前に読み解くちからの基礎を身に着ける等『学び』の部分と、幼児の健やかな成長のため心身の発達を助ける『保育』を併せて提供し、"学びと育ち"
をトータルサポートすることでより一層高い質のサービスを子供たちへ提供しようとする施設である。
 現行の幼稚園が保育機能を強化することをメインに、移行を促す助成等仕組みをつくり、多様な事業主体の保育事業への参入を促進して保育を必要とするすべての子ども、家庭に行き届くよう配る。

 よくいただくお声は、『今あるすべての保育所と幼稚園が総合こども園になるわけじゃないなら、サービスが受けられないのでは?』『0?2歳児の保育がすべての園で行われないなら、待機児童は減らないんじゃないか』『延長保育や、病児保育が無ければ安心いて働きに出られない』という不安。
 これに対して、まず、既存の保育所や幼稚園を助成等で総合保育園へ移行するよう誘導していく。加えて、市町村ごとに地域の需要や潜在ニーズを把握したうえで、総合こども園のみではなく他の施設を組み合わせて、"学びと育ち"が誰でも受けられるように対応していく。
0から2歳児については、総合こども園の一部、地域型保育給付(少人数、訪問型、事業所内保育等)によって保育を行い、3歳児以上の児童へは転園やこども園との連携により学びのサポートも始まる。
その他、市町村が主体となり、地域子育て支援拠点事業による利用支援、一時預かりや延長保育、病児・病後児保育事業等々を行い、ご家庭や親御さんのニーズに応える体制も整える。